今期はちょっと良い紙のノートで講義ノートを作ってます。だから筆記具も万年筆で、パイロットに青インク、モンブランに赤インクを入れてしこしこ書いてます。ボールペンやシャープペンより気分が良いです。
ワークショップのデザインも去年まで2年ゼミや3年ゼミでやっていたものから少し方法論を変えて、4年ゼミでやっていたような「分析対象と目的を明確化した上で、分析方法を学生と一緒に考えていく」というやり方を使うことにしました。
私が分析方法を全部考えて与えてやらせるよりも速度は下がりますが、「言われたことを高速で正確に処理する」スキルよりも、「創意工夫して新しいものを生み出す」スキルを伸ばしてやった方が、大学を出てホワイト企業に入った優秀な連中が職場で退屈するのを防げそうな気がしております。いや本当、卒業生たちの愚痴ってその辺が本当に多いんで。
で、その写真文化論ですが、とても大事な話。
履修登録があろうが無かろうが、課題をやってきていないと授業に参加出来ないような学習デザインなので、「ぼっち」のまま教室の片隅で90分座っているのが好きな人以外は、きちんと今週の課題をやって来るように。
各自がやってきた課題をもとにしたワークショップ型の講義なので、仮に履修登録があっても課題をやって来なかった人の居場所はありませんし、そういう人は教室の中に居ても出席していることになりません。ご注意下さい。