激段差舗装も仕方無しか

 一昨日のことです。私は新しい愛車に乗って多摩川サイクリングロードをのんびりと流しておりました。天気の良い春の休日の夕方ですから、交通量は多く、常識的に考えても時速20キロ未満、17から18キロ程度が限度という状況です。

 私は前を歩いておられる歩行者を抜く為に左後方を確認し、MTBを対向車線に出しました。その時です。後ろから風を切る音がしたかと思うと、血相を変えたローディーが2重追い越し状態で、歩行者を抜いている最中の私の更に左側をとんでもない速度で吹っ飛んでいきました。しかも、そのローディーの後ろには数十センチ間隔で6人ほどのローディーが連なっており、同じように時速30キロ前後で私の横をすり抜けていくのでした。

 彼らは多摩川原橋のアンダーパスに入らずに、そのまま鶴川街道に入って上石原交差点方面に走っていきましたが(あの方向にはその筋で有名な某ショップがありまして、店長氏のブログを確認したところその日は奥多摩方面の峠で「チーム練」の日だったようですけども・・・・どうなんだろ)、まさに傍若無人。多摩サイでトレインを組んで暴走するなど、考えられません。それがやりたいなら車道を走れ。ああいう連中がいるから、調布市がヤケクソみたいな激段差舗装で自転車を走れなくしちゃうんです。

 相変わらずロードバイク人口は激増の一途ですが、そろそろ本気でロードバイクの居場所について考えていかないと真剣にマズいですね。個人的には多摩川沿線道路はバイシクルブルバードにしちゃって良いと思いますが。