東南アジア島嶼部

漂海民バジャウの物語

今日は本の紹介です。 久しぶりに漂海民の話。 念のため。漂海民を採り上げた過去ログはこれです。 ハリー・アルロ・ニモ(2001年)『漂海民バジャウの物語 : 人類学者が暮らしたフィリピン・スールー諸島』西重人訳、現代書館 原著は1994年に...
ハワイ/ホクレア

マリタイム・センターで一時の休息を取るホクレア号

ヤフーブログ内をふらふらしていたら、マリタイム・センターに繋留されているホクレア号の写真を見つけてしまいました。 そうか、一般の観光客には観光用にしか見えないんですね・・・・・説明とか無いもんなあ。
ハワイ/ホクレア

ハヴァイロア号クルーによるハワイ・ポリネシア文化ワークショップ

seijiさんからの情報です。7/2(土)に川崎で、何と1995年にハヴァイロアでハワイからタヒチまで渡ったブラッド・クーパーさんが、ハワイ・ポリネシア文化のワークショップを開かれるそうです。 先着30名、費用5000円。 私も申し込みまし...
観光

Exile on main street

もう少しだけ先住民観光の話をします。 あまり腕っ節が強くない少数民族が資本主義のご時世をシノイでいくための、有効なシノギとして、先住民観光というものがある。前の記事では、そういう話もありましたね。 そういった時に、どういう「売り出し方」をす...
観光

先住民観光と文化人類学者の苦悩(完結編)

(から続く) やっと先住民観光の話になりました。 先住民観光って何? そう思われる方もいるでしょう。例えばポリネシア文化センターですよ。タヒチアン・ダンス・ショーでも良いです。マオリのカヌーで行くエイベル・タズマン国立公園1泊2日の旅でも良...
観光

先住民観光と苦悩の文化人類学者たち(中編)

(から続く) さて、続きです。 そういうポストコロニアリズムですが、吉岡さんによれば、オセアニアにおいて、(前の記事における後者の)ポストコロニアリズムは独特の展開を辿ったのだそうです。 「何でも良いんじゃないの」型ポストコロニアリズムは、...
観光

先住民観光と苦悩の文化人類学者たち(前編)

文化人類学者の吉岡政徳さんの『反ポストコロニアリズム人類学』という本を読みました。吉岡さんはメラネシアをフィールドにしておられる方で、しかも私が嫌いな(笑)ポストコロニアルを正面から批判した本という事で、目にした瞬間に手が伸びていましたよ、...
伝統的航海術

Brendan’s Voyage

以前紹介した「Brendan's Voyage」のペーパーバックが届きました。 しかし、ここ数日忙しくてあまりこういったものを読む時間が取れない。忸怩たるものがありますが、実は今日は他にも面白そうな本が何冊か入荷していまして、これはちょっと...