物書きの仕事 「サン・ヒネスの路地」へ 『西の天蓋』15章を書いています。 もともと私のこのシリーズは、スペインのベストセラー作家、アルトゥーロ・ペレス=レベルテの小説「アラトリステ」シリーズのキャラたちを異世界転生させてみたらどうなるか、という構想で始まりました。 だから、最初... 2020.02.27 物書きの仕事
アート&デザイン 正しすぎるデザインと人間の自由についての覚書とHELLVETICA 昨晩、大江健三郎とバウハウスの話のときにふと考えたことを、忘れないうちにシェアしておきます。たしか、バウハウス的な、機能だけを追求した素材と造形の空間に人を置くと、その人は精神を病むけれども、その空間に装飾品を入れると、その現象が止まるとい... 2020.02.26 アート&デザイン評論
書評・読書記録 恋愛の概念が無い世界で進行する大恋愛を小説にする挑戦 現在、エブリスタで毎日更新中の『西の天蓋』、最初はそういうつもりではなかったんですが、森きいこ先生のアドバイスで「恋愛」要素を導入して書き進めています。恋愛を書くこと自体は難しくないです。教え子たちからの生々しい恋愛相談、それどころか離婚の... 2020.02.20 書評・読書記録物書きの仕事
アート&デザイン フィクション世界の設定作り、承ります 小説で新しい町を出す時に私がやる手順1) 水系の設定2) 標高の設定3) 歴史の設定4) 産業構造の設定一番最初に来るのは水系で、この町はどこから水を引いているのか、水運でどこと繋がっているのかを考えます。だからクスコの水系はどこなんだとか... 2020.02.19 アート&デザイン
育児 人類普遍の行動 昨晩、突如として息子が部屋の片付けを始めた。私「母ちゃん、来たね」妻「父ちゃん、来たね」息子「なんだよ!」私「古代シュメールの粘土板にも記録されていたという、人類普遍の行動・・・・」妻「おお・・・・」私「試験前のお部屋の片付け」息子「嘘だ!... 2020.02.18 育児
教育 応仁の乱から戦国大名の成立までを、権力の配置と作用形態という2軸で息子にレクチャー 今日は応仁の乱から戦国大名の成立までを、権力の配置と作用形態という2軸で息子にレクチャー。応仁の乱は日本史の中でも最も意味不明なビッグイベントだけれど、武家政権を中央集権型と地方分権型に分けた上で、それが決定的に地方分権型に振れるきっかけと... 2020.02.14 教育日本について
教育 今どき穴埋めプリントの答えをひたすら黒板に書くだけの授業をする中学校にはちょっと困る 息子の社会の点数がひどすぎるので、一体授業で何をやっているのかと聞いたら、穴埋めプリントが配られてその答えを教員がどんどん黒板に書いていくのを、大急ぎで写すだけなんだそうな。息子は軽い書字障害があって、手書きで字を書くのが遅いから、ほとんど... 2020.02.13 教育
インターネット文化 日本の中学生は誕生日パーティーを企画開催するチャンスさえ奪われているのかい? 息子の誕生日。小学校まではいっぱい集まっていたクラスメートたちも、中学ともなると全然集まれない。期末試験前なんだそうな。試験でなくとも「部活と塾」のせいで、放課後にクラスメートたちが集まっているところは全く見なくなった。部活。塾。部活。塾。... 2020.02.10 インターネット文化コミュニケーション教育日本について育児評論