インターネット文化 「#縫製職なめんな」というハッシュタグに見る早とちりの弊害 昨日は朝から「縫製職なめんな」というハッシュタグが散見されたので、なんだろうと思って調べてみました。1) 客室乗務員の大半を一時帰休させているANAと政府首脳との間で、アイドリングしている客室乗務員を医療用防護服の「縫製の支援」で活用したい... 2020.04.10 インターネット文化
評論 ドメスティックビジネスマッチョVSリモートワーク 最後の聖戦 今朝も脂ぎったドメスティック脳アラフォービジネスマッチョおじさんの「ロックダウンなんて出来るわけねーじゃん、銀行とかスーパーとかコンビニとかどうすんだよwww」みたいな投稿をうっかり読んでしまって、その後に「ロシアでは最大手の銀行が完全リモ... 2020.04.05 評論
書評・読書記録 赤澤智『人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた』(祥伝社)書評 赤澤智『人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた』(祥伝社, 2020)を読了したので、書評です。ですが、最初に私と赤澤さんの関係を書いておかないとアンフェアなので、まずはそこをざっと説明しますね。赤澤さんは立教大学軽音楽部で4年か5... 2020.04.02 書評・読書記録評論
評論 異文化圏とのコミュニケーションをハナから考えていないテレビ紙芝居を見た 魔いりました入間くんという、辛うじてアニメと呼んでも良いかな程度には絵が動くものを眺めているのだが、作画枚数のケチり方が凄い。ほとんど紙芝居である。これはディズニーのヌルヌル動くアニメに慣れた外国人にはきつかろう。お話もご都合主義と内輪受け... 2020.04.02 評論
物書きの仕事 130年前の地図を小説の設定づくりに活かす アルソウム外伝2のEP1は近郊農業の話だが、昔住んでいた農村の明治時代の地形と集落・道路の配置を見てイメージを作った。現代と130年前では集落の中心や動線が全く違う。130年前には沖積平野内の微高地の中央(=尾根筋)にあった集落の主動線が現... 2020.03.24 物書きの仕事
物書きの仕事 小説家志望者のお悩み相談の現場 相談者「先生、ラノベ作家になりたいんです・・・」先生「うむ、それで?」相談者「市場にあるどのラノベを読んでも厨二病臭がきつすぎると思うんです。特に賢い設定のキャラが、意識高い系の勘違いの外資大手コンサルの下っ端の痛い平社員26歳でツイッター... 2020.03.14 物書きの仕事
物書きの仕事 小説に女性キャラを出したときのジェンダー表象の技法についての覚書と『西の天蓋』での実験 小説に女性キャラを出したときのジェンダー表象について。単にキャラを出して喋らせるだけだと、読者はそのキャラのジェンダーを想像しづらい。なので、女性であることを印象付けたい場合、以下のような手口を駆使することになる。 この人は女性ですとか、生... 2020.03.13 物書きの仕事評論
書評・読書記録 いい年したおじさんおばさんたちと日本のファンタジーと インタビュアーが下手だと話題になった「この世界の片隅に」の片淵監督のインタビューなんですが、私なりに要点をまとめると・日本のアニメは大人向きというよりは、アラサーやアラフォーにもなってなお、高校生の主人公に感情移入出来てしまうような人たちを... 2020.03.06 書評・読書記録評論