アート&デザイン

超人的能力を全て、そして最後まで封印された主人公を使って長編小説は書けるのか

『ナナカマドの娘-アルソウムの双剣3-』昨日、脱稿しています。183711文字。この物語の最大のテーマは、女性の自己実現です。主人公ブレイは、対になる長編『西の天蓋』では天才的な山岳ガイドとして大活躍しました。彼女の力が無ければ、いくら最強...
評論

個別包装の菓子は俺的にはオーバースペックだから署名活動したJKの主張には一理ある

日本の大手菓子メーカーの個別包装は改善・改良・見直しの余地が絶無なのかどうかが話題ですが、昨日あらためてスーパーでお菓子コーナーを回ってみて思ったことをご報告します。 「俺はガキの頃の方が、お菓子コーナーにときめいていた」 それは何故なのか...
Eコマース

Youtuber対ディープラーニングAIの戦いは、将棋や囲碁の時ほど簡単では無いはず

T-BOARDさんのクラウドファンディング紹介動画、これまでに何本か作ったけれど、Youtubeマーケティングのマニュアル本で書かれていることを真面目に実践してみると、明らかに各種データで良い成果が出ている。  ただし、マニュアル本に書かれ...
教育

息子用の工房を立ち上げた

昨日設営された息子の工房。今まで工作も自室でやっていたが、PCやゲーム機器が増えてさすがに手狭になったので、ファザーズバッグを売り切って空いた部屋に諸々を移した。写真には写っていないが職業ミシンとかエアブラシもある。紫外線ライトとか。自分が...
働くこととキャリア

表と裏がひっくり返ってる人。

それにしても三浦先生の手記から察するに大学というところは職場としてはかなりインタレスティングでエキサイティングなところで、到底自分がそこにマッチして幸せに生きられるとは思えない。 急いで付け加えておくと、自分が知る(所属したところも含めて)...
評論

日本のSF批評のレベルがどうにも低い感じがする理由を書き留めておく

ふと思いついてCINIIで調べてみたら、文学としてのSFは日本では「アカデミックに研究している人がいない」と言って良いんじゃないかというレベルでまともな論文が出てこなかった。これが日本文学や英米文学、フランス文学、南米文学など伝統的ジャンル...
書評・読書記録

立教大学比較文明学専攻の創設のウラ話を、定年退職された先生の私家版の自伝で読んで、そのヤバさに感動した(笑)

立教大学社会学部で教えておられた三浦雅弘先生から私家版の『追悼記』という本を頂いた。これはタイトルからもわかるように、三浦先生の周囲にいらした、そして夭折された方々の思い出を綴られたもので、暗鬱な描写も多く、決して私が得意とする本ではないの...
書評・読書記録

54年くらい昔の常識で止まっているような俗流文学論が多すぎてもう

批評というものについての理解が1960年代以前の古き良き作家論や作品論の段階で止まっているような(しかし私よりかなり若い)小説家や編集者を発見するのに、さほどの苦労を要しないということに戸惑っている。こないだ立教の文芸思想専修の先生と話した...