内田正洋さんのプルワット旅行記その3

 新しい『Tarzan』誌が発売されました。内田正洋さんのプルワット旅行記は3回目。やっとプルワットに到着して、ポゥの導師を務めるラプウィ師に会うところまで。

 というわけで、一回目のポゥの導師はロコプウェ師ではなくてラプウィ師でした。

 驚いたのは、ラプウィ師もあの一族というか兄弟の一員だったということ。ユルピイ師、レパングラップ師、レパングラング師(通称レッパン師)と揃うあの兄弟ですよ。いやあ驚いた。

 それにしてもこの兄弟、航海カヌー文化復興運動史上、異常に重要な業績を残している人ばっかりで怖いんですけど。

・ユルピイ師 ポゥの儀式を数十年ぶりに復活させる
・レパングラップ師 サタワルーサイパン航路を復活させる
・レパングラング師 チェチェメニ号でサタワルー沖縄島間を航海
・ラプウィ師 プルワットーポンペイ航路を復活させる

 一つの兄弟でこれだけ偉大な航海者が出たというのは、あり得るんでしょうか。あり得ちゃったからこうなってるわけですが。いや参った。