ナ・カライ・ワア・モク・オ・ハワイイのちょっと良い話

 ちょっと良い話を聞きました。

 以前にも何度か書きましたが、アリンガノ・マイスの建造を泊まりがけで手伝いに行った日本人が少なくとも2人居ます。建造現場に何日も泊まり込んで手伝った人ね。

 そのうちの1人はご存じ林和代さんなのですが、もう1人の方。この方は今回の航海をどうしても目撃したくて、チュークにまで出かけられたのだそうです。まあマイスに乗れることは無いにせよ、掃除くらいは手伝わせて貰えるかもしれないと言って。それでどうなったのかなと思っていたのですが、最近になってまた連絡をいただきました。

 ななななんと。チュークから「チューク・クイーン」に乗せてもらえたのだとか。つまりサタワル島まで行ってマウ老師に久しぶりのご挨拶が出来て(この方がカワイハエにいらした頃、マウ老師もカワイハエに滞在していらっしゃいました)、ポゥの儀式も見れてしまった!!! おそらくそういうことなのだと思います。

 良い話です。何が良いって、ナ・カライ・ワア・モク・オ・ハワイイの方々は、ちゃんとこの方を憶えておられたのですよ。きっと。ポマイさんおっしゃるところの「オハナ・ワア」の一員として認識されていた。そりゃあ憶えているくらいは憶えているでしょうけど、それだけでは無かった。チュークに現れたこの方をちゃんとオハナの一員として遇して、サタワル島まで連れて行ったわけです。味な真似をしやがる。