内田正洋さんのプルワット旅行記その7

 例の連載です。たぶん7回目。今回は旅行記を一旦中断して、中間のまとめみたいな回になっています。

 今回、とても印象深かったのは、内田さんらしくない「タメ」が文章にあったこと。詳しくは実際に読んでいただきたいのですが、ホクレアにしても「来年日本に来るのかどうか、自分にはまだわからない」とまとめていますし、プルワットの航海文化についても「これはこういうものに違いない!」という言い切りが無かった。これまでの内田さんだと、言い切ろうかどうしようかという部分では常に言い切っておられたし、それが一つの個性でもあったので、これは新鮮でしたね。

 次回はいよいよポゥの儀式の話に入る気配です。