2巻のタイトル

 アマゾンの「出版社からのコメント」で知ったのですが、2巻のタイトルは『異教の血』だそうです。原題を直訳すると「血の純粋性」とかそんなような感じになるのですが、原題直訳系の邦題はどう工夫しても語呂が悪いので、なんとかならんものかとボカネグラ神父さまに相談したところ、アルケサル書記官さまからO内に圧力がかかったようです(嘘80.0%)。

 2巻はですね。作業していても本当に面白かったですよ。展開はダークでちょっと痛い描写もありますけどね。まあ宗教裁判ネタを扱ったにしてはグロを極限まで抑えてあって、著者の努力が伝わって来ます。その気になったらいくらでもグロがやれるテーマですからね。

 そして。2巻では私の一押しのグアルテリオ・マラテスタ先生が大活躍です。心優しき極悪人。特に(伏せ字)や(モザイク)と絡むシーンは倒れそうなくらい渋いんです。オリバーレス伯爵やアルケサル書記官、アンヘリカもそれぞれ見せ場貰ってますしね。アンヘリカのワルさもちょっと想像を超えていて、かの峰不二子も顔色無しですよ。ええ。

 2巻は8/25発売だそうです。今度こそ誤植追放。頼むよO内。