こだわりが尋常ではないサイトオーナーとの伴走

ヴァイオリニストやこだわりの小児科や現代アーティストなど、よくある化粧品や日用雑貨や大量生産品とはちょっとかなりまったく毛色が違う商材を扱うサイトを立て続けにやってきましたが、共通するのは

「とにかくこだわりが尋常ではない」

「自分の強みをどう表現するかの壁打ちプロセスが深く長い」

ですね。

ウェブデザイン会社やフリーのウェブデザイナーはそれこそ十万単位でいるかと思いますし、それぞれ強みが違って良いと思うんですが、私がこういった仕事をする場合は結果として、個性がものすごく強く出たサイトに仕上がることが多いです。

一定の基本は踏まえた上で、ですが。

「そのやり方は統計的に絶対に不利ということはもう結論が出ています」

というファウルライン・タッチラインに近づいたときには、その都度注意喚起しつつも、その内側ではこだわりを徹底追及してもらってます。

「わたしのウェブサイトはこういうものであって欲しい!」

というこだわりね。

これ、すごく大事なんじゃないかと私は考えています。

何故かというと、テンプレに流し込んで綺麗にまとめたウェブサイトってつまらないじゃないですか。見る側だけじゃなくて、あれはサイトに出している側もつまらないんです。だから興味を失い、手入れしなくなり……

サイトオーナーが興味を失ったオフィシャルサイトってヤバいんですよ。本当にヤバい。

ヤバみを列挙すると

・セキュリティアプデが放置される

・古いデザインが放置される

・古い情報が放置される

はい。廃屋や空き地のようなもんです。

むしろ悪いイメージを拡散してしまう。

そして長年放置したものをリノベしようとすると、新築と同じくらい費用がかかる。

だから、サイトオーナーがこだわりにこだわって、夢中になっていじり続けるようなサイトは一つの理想です。

そのための伴走者としては、私かーなーり優秀なんじゃないかと思い始めてます。

さてまたこれから超こだわりのサイトオーナーさんのサイトの微調整でコード書いてきまーす。色々やりましたけどここまで、ここまでこだわるサイトは前代未聞。でもいい感じに仕上がってきてますわ。