アーティストとして成功するのはコミュニケーションの受けが広い人かも

よく発達障害者に向いた職種としてアーティストというのが本に書かれているのですが、たしかに商業的に成功したアーティストの中にそれっぽい人が少なからずいらっしゃるとは思います。

(アーティストとはここではファインアート作家に限らず、創作活動を生業としている人と考えて下さい)

しかしながら、20人に1人くらいは存在するとされる発達障害者が本当にアーティストに向いているとしたら、世のアーティストの大半は発達障害者でしょう。

でも、そこまでアーティストが発達障害者ばかり、というような感じでもなくないですかね。

実際、アーティストというのは自分で何か作って発表し続けないといけない仕事ですが、その発表されたものを見たら色々な人が何かを言ったり、じゃああなたこんなお仕事はどうですかとか、こんな人いるけど会ってみませんかとか、とにかく創作物に何らかのポテンシャルがあればあるほど、雑多なものを引き寄せることになります。

そうした時に、まず人付き合い全般が苦手な方でしたら、直ちに壁にぶつかるのではないでしょうか。または、好き嫌いが激しい人。いきなりキレるタイプの人。

人付き合い全般が苦手→寄ってくる人たち全般とコミュニケーション出来ない→終了

好き嫌いが激しい人→寄ってくる人を極端に選り好み→客観的に見れば「感じ悪い奴」で終了

いきなりキレる人→何かの拍子にいきなりキレる→あいつは付き合いづらいとなって人が離れて行く→終了

宇多田ヒカルやマライア・キャリーみたいに初打席初球が場外満塁ホームランでいきなり伝説的スーパーマネーメイキングマシーンになっちゃえば、それでもマネーのためにマネジメントしてくれる誰かはいるんでしょうが(この方々が発達障害と言ってはいない。集金力の例としてのみ)。

実際には寄ってきた色々な人やモノのほとんどを打ち返してヒットに出来る、新井宏昌みたいなバッターじゃなかったアーティスト候補生のほうが、アーティストとして活躍出来るのではないか。

ということを、たまたま検索で出てきた美大出身(とプロフィールに書かれている)で狷介ないくつかのツイッターアカウントをウォッチしながら考えた。

※それらのアカウントと私は絡んでおりませんご安心下さい。見てただけ。