天才と無病息災を遺伝子編集で作るためにはまず、天才と無病息災の定義が必要だよなと

今日の夕食はパスタと野菜スープとブロッコリー&トマトのサラダでございました。あと和牛の焼き肉か。

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私の作る食事は野菜の量が尋常ではありません。たぶんフツーのベジタリアンより量食ってるはず。しかしこんなもの食いながらも毎晩、うちは消化に悪い話題が飛び交うのです。

今日はCRISPR-Cas9を使ったゲノム編集の話題から。二次関数の方程式も解いたことが無い(あったかもしれないが記憶には残っていない)文学部卒にはかなりハード。

父ちゃんが5分くらい使ってようやく理解出来たCRISPR-Cas9の基本動作、何故か15秒くらいで理解して

「これはね、二つでパッチンと挟んで切っちゃうんだよ!」
「わかんねーよ!」

ほんとわかりません。
お前の脳も何か変なタンパク質で改変されてるんじゃないか?

「CRISPR-Cas9を使って人間の能力のリミッターも外せるかもしれないね!」
「例えば?」
「天才を作る!」
「どういうのが天才なの? まずはそこを定義しなきゃ。」

この辺から人社系の得意な領域です。

「めちゃくちゃ計算が早いとか」
「コンピュータにやらせろよ」
「たしかにー」

うちには「そだねー」を聞いたことがある奴はいない。

「記憶力が凄いとか」
「コンピュータにやらせろよ」
「だよな」
「ひらめく力が凄い人!」

つまり俺は天才だと言いたいわけだな?
問題は、人が閃く仕組みに遺伝子上のリミッターがあるかということなんだが。

「病気にならない人間も作れないかな」
「どうやって?」
「・・・・・免疫力を凄くすると免疫が暴走しちゃうしなあ」
「どういう状態を病気と呼ぶのか、まずは定義しないと」
「どんな人が病気になりにくいの?」
「基本は免疫だよな」
「あとは不健康な生活してる人?」
「それはゲノム編集しなくても改善出来るだろ」
「そうか」
「免疫を強化しすぎると暴走するんだっけ」
「じゃあ病気が感染する仕組みを最初から持たない人?」
「なるほど」

感染症に対しては確かに無敵ですねそれは。例えば草薙少佐は絶対風邪引かないでしょう。

あ、あいつは生身じゃないか。