暴走族型NPOはもう流行らないでしょう

昔御縁のあった筋のような名称のNPOが立ち上げ準備中という話がTLを通過していったので、ちゃらっとググってみました。

見てみると、あ~、あの人があの人とまた何か始めるのか、という構図です。この人たちもう10年ちかく、何か立ち上げては竜頭蛇尾でフェードアウトさせるということを繰り返しているのですが大丈夫なのか。

大丈夫じゃないでしょう。きっと。

何故かと申しますとですね、お神輿に乗って担がれるのが好きな先輩方と、それを担ぐ下積みの若い衆たちという任意団体のありようは、いわゆる暴走族の高齢化と低迷を見ればわかるように、前時代の形式だからです。

「俺はこういうの始めることにしたから、お前らついて来い!」

で、付いて行ったって面倒くさい裏方仕事は全部若い衆に回されて、先輩方が舞台の中央でスポットライトを浴びて、何か成果物を生み出すでもなく周囲への存在アピールだけに終始するわけです。そりゃ兵隊は逃げ出すよ。

そこでこの記事

>なんとNPO法人の65%は、代表者が60・70代だということ。中央値・平均値共に約63歳ですよ。これらから透けて見えるのは、大づかみで捉えると、シニアが中心となったボランティア団体的NPO法人と、一部の事業型NPO法人という二極。

まことにわかりやすいです。今、若者を集められるのは事業型NPOです。明確な成果を出し続ける&運営の仕事をする人には給料を払うNPO。老人を集められるのは相互親睦会的まったりNPO。先輩の神輿を担がされる暴走族的NPOは無理。

さて、講義準備しよっと。