女子会で彫像になる

ゼミ飲み、という名の女子会に紛れ込んで参りました。2011年度3年次フィールド演習加藤ゼミ。伊豆大島プロジェクトの子たちの飲み会です。

前半は近況報告(研修編)。7人のうち追い込み系の研修プログラムを経験したのは3人かな。うち2人はR社系のコンサルがやっているプログラムで、RPGで怖いクライアント役を演じた担当者も同じだった(笑) 「Oさん?」「そう、Oさん(爆笑)」

あとは声出しの訓練・・・なのかな。ひたすら自己紹介するプログラムなんてのもあるらしいです。社風や担当者のやり方によって色々工夫してるんだなあと思いましたね。

追い込み系のプログラムは、そこまでやる必要があるのかなという気もちょっとしましたが、日本の学生特有の甘さを短期間で焼き切るのであれば、これくらいはしょうがないかもしれません。ちなみに今日会った教え子たちは「怖い(ことになっている)クライアントに凄まれるRPG」もあんまり怖がっていなかったそうです。残念。

一番面白そうなのは、いきなり緑茶を一つ渡されて、どっかの法人に飛び込んでこれ売って来いという訓練プログラム。「名刺200枚渡してくるゲーム」の変種ですな。これ、体育会系の根性ゲームだと思ったら楽しくもなんともないんですが、いかにアタマを使って商品を売るかのゲームと思ったら、非常に面白い。

まず、お茶を買ってくれるお客様とはどんな相手で、どこに居るのかを考える。会社組織の中には様々なポジションがありますが、じゃあどんなポジションの人が買ってくれそうなのか? 総務? 経理? 営業? きっとそれぞれのポジションで、話のしかた、クロージングまでの流れも違うでしょう。

でもまずは話を聞いてもらわないといけない。どこでも良いから飛び込むか? 話を聞いてくれる確率が大きい会社ってどんな会社なのか? 一番強いのは自社が顧客になっているところ。自社のお得意様も話は聞いてくれそうだ。じゃあそれ以外だったら? 大手? 中小? 零細? 業種は? 

あるいは販促品を付けたらどうだろう? お茶にお菓子を付けたら? いや、モノではないサービスで相手のニーズを満たすことは出来ないか? 

などなど。
私だったらどうするか?
ま、詳しいルールわかりませんけど、「とにかく法人に飛び込んで売って来れば良い」んだったら、多分2時間以内でコンプリート出来る戦術思いつきました。フィールド調査のラポール構築と同じですよ多分これ。