全員合格!

 私が教えに行っている立教大学社会学部現代文化学科では、来年度3年ゼミの履修者第1次選抜がありました。私の2年ゼミは全員1次で希望ゼミに合格。学科最悪の某加藤ゼミに進む者も3分の2近くおりました(笑)
 
 そのほか、難関とされたMゼミやKゼミの2倍の競争率をクリアしてきた学生たちもおります。とはいえ、これまでの訓練の厳しさを考えたら当然の結果でしょう。積み重ねてきたものをフェアに見ていただけたら、違いは明らか。

 私の3年ゼミを志望した学生たちも、それぞれ熱い熱い4000字のレポートを提出してくれました。選抜ターム前には「私、先生のゼミでやっていけますか?」と不安がっていた子たちも、蓋を開けてみたら、学びと成長に向かう熱い思いがほとばしるようなレポートばかり。読んでいる方が感動で泣きそうになるような文章も多々あり、改めて来年度への期待が膨らみました。最終的には、加藤ゼミに公式非公式に参加していた者が8割以上という編成になると予想しますが、これもお互いの方向性、価値観、手法を共有出来ているということですから、多摩ニュータウン表象の脱構築そして再定義という、プロの研究者やアーティストにとってもそれなりに困難なプロジェクトに挑むチームの編成としては好都合でしょう。既に来年度3年ゼミはゼミ長も副ゼミ長も決まっています。やれます。

 その2年ゼミ生たち、半月で4000字の選考レポートを済ませた現在は「3回目のフィールド調査実習報告書作成」「年度末の個人作品用の写真の撮り溜め」「年度末のゼミ写真展とカタログ用の写真制作」という三つの並行するプロジェクトに取り組んでいます。時間が足りないってんで、ゼミ長の仕切りで勝手に2泊の自主合宿もやってましたね。彼らの結束の固さはすさまじいです。

 ちなみに、この週はゼミ選考レポート提出も重なったから、ゼミ長は4日間で10時間しか寝ていないとか自慢しておりました。第2回のフィールド調査実習報告書が、加藤ゼミの教育パートナーをしてくださっている各方面のプロの方々にボコボコに叩かれたんで、3回目こそは良いものを作ろうと気合い入っているらしいです。報告書作るのが楽しすぎて寝られないとかのアホなツイートも流れてました。