来週、グアムからマニー・シカウ師が東京に来られるそうです。後藤先生の「舟文化ルネッサンス」のイベントですね。
シカウ師はプルワット島(ミクロネシア連邦チューク州)の出身で、数年前には既にポゥの儀式を済ませている若手の航法師です。普段はグアム島のホテルで働きながら、グアム大学でも航海術を教えておられる・・・というのが私の知っている情報。グアムには「伝統的遠洋航海協会(Traditional Seafaring Society)」というのがあって、確か航海カヌーも一艘あったんじゃないかな。「クエスト」という名前の船だったと思いますが。
まあともかく。ご隠居もこれは行きますよ。チャンスがあったらミクロネシアのウィンド・コンパスについて聞いてきてくれとミミ・ジョージ博士に頼まれてるし。国立天文台は自転車で行けるな。
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東京海洋大学 海洋文化フォーラム(特別企画)「オセアニアにおけるカヌー文化と伝統航海術」
日時:平成19年7月10日(火) 16時30分~19時30分 (参加費無料、予約不要)
場所:東京海洋大学 越中島キャンパス
講師:
後藤明氏 (南山大学:海洋文化人類学)
ローレンス・カニンガム氏(グアム大学)
マニー・シカウ氏(ミクロネシア伝統航海術協会、伝統航海士)
第一部:講演会(越中島会館講堂)
「オセアニアにおけるカヌー文化と伝統的航海術、およびその復興」
16時30分~18時
第二部:伝統航海術実演会(柔道場(課外活動棟2階))
「貝を配したスターチャートを使った“スターナビゲーション”の実演」
18時30分~19時30分
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「Star Navigation 星をたよりに大海原に乗り出す方法教えます」
日時:平成19年7月11日(水) 16時00分~17時30分 (参加費無料、予約不要、定員100名)
場所:国立天文台 大セミナー室
講師:
マニー・シカウ氏(ミクロネシア伝統航海術協会、伝統航海士)
ローレンス・カニンガム氏(グアム大学)
お問い合わせ:国立天文台・国際連携室(吉田二美)Tel:0422-34-3947