日本の海

あの山に灯る火を想う

リモート・オセアニアの伝統航海士たちが大海の中を行く時、その道しるべとなったものはいくつかありました。特定の海域の生物相(「あの辺りにはあの魚が沢山いる」「あの辺りにはあの鳥が沢山いる」)や波のうねりもそうですが、最も基本となるのはやはり天...
伝統的航海術

現代太平洋の遠洋航海

新着資料紹介です。Richard Feinberg(eds), Seafaring in the contemporary Pacific islands : studies in continuity and change, Northe...
ハワイ/ホクレア

女神ペレの航海(と神々のアカ汲み)

図書館で『The Art of Hula』という本を借りてきました。 アラン・セイデン著、矢口祐人、山口かおり訳。アップフロントブックスという所が今年出した本です。お値段は3600円+消費税。 内容はフラの歴史と現在についての概説ですが、フ...
日本の海

徐福からの伝言

徐福の話をもう少し続けます。 徐福は実在の人物だったのか。もちろんはっきりした事はわかりませんが、歴史学では、少なくとも実在していてもおかしくはないという位には真面目に考えられているようです。 それでは船出した徐福はどこへ行ったのか? 海の...
ハワイ/ホクレア

Deep in Aloha

私が九州にいた頃に、テレビ東京の「DEEP IN ALOHA」でホクレア号とナイノア・トンプソンを取り上げた回があったみたいですね。
日本の海

死せる徐福、生ける孫権を惑わす

孫権。読み方わかりますか? そう、「そんけん」。孫の権利のことじゃないっすよ。「三国志」に出てくる英雄の一人です。「三国志」の中でも知名度は超A級。 かの孫子の末裔を名乗り、父親の孫堅、そして兄で「江東の小覇王」と呼ばれた孫策の後を継いで長...
日本の海

鞆の浦を見に行こう

今出ている『AERA』に面白い記事がありました。 鞆の浦(とものうら)の伝統的な町並みを保存するためのNPOのお話。 鞆の浦とは広島県福山市にある古い古い港町です。万葉集にも出てくるくらい。瀬戸内海を往来する船の寄港地として栄え、現在でも非...
航海カヌー招致活

ホクレア歓迎式典の一事例

あくまでも参考例ですが、1995年にホクレアがアメリカ西海岸を訪れた時の、カリフォルニア州ロングビーチ港での歓迎行事の一覧表を見つけたので、紹介します。*Wednesday, July 12, 1995*1:00 p.m. Board fo...