教育

地元学という試み

私がこのウェブログ(や本体のウェブサイト)で一貫して考えている事の一つに、「ホクレア号の取り組みに私たちは何を学ぶのか」というテーマがあります。  ハワイに1艘の奇妙な船が生まれ、その船が太平洋の島々を回って行く中で、その航跡から次々に独特...
教育

所得は1/3、失業率は倍。そして10人分の射殺体

スプラッタ映画の話じゃないですよ。  今年の3月21日にアメリカのミネソタ州レッドレイクにある先住民居留地で起きた事件です。  先住民居留地というのは、アメリカ合衆国が今の形になっていく過程で、白人によって先住民に押しつけられた土地の事です...
ミクロネシア

ミクロネシア連邦憲法

かつてハワイの若者たちに伝統航海術を伝え、リモート・オセアニアの航海カヌー文化復興運動の礎としたのは、ミクロネシア連邦に属するサタワル島のマウ・ピアイルグでした。  現在ミクロネシア連邦となっている島々は、かつてはいくつかの領域に分かれて緩...
ハワイ/ホクレア

ポリネシア航海協会公式ウェブサイト沈黙

ポリネシア航海協会のウェブサイトが消えてしまいました。  ドメインの期限が切れているようです。ホクレアそのものはハワイの海を元気に走り回っているようですが、なんとものんびりした話です。
アオテアロア

モダン・カタマランと航海カヌーの種を蒔いた男

リモート・オセアニアの航海カヌーの中でも、ポリネシアのダブルカヌーは特に目立つ形をしていますよね。なんせアウトリガー・カヌーはインド洋から太平洋に色々ありますけど、双胴船というのはなかなかあるもんじゃない。  この船の形はもともと船体の製作...
日本の海

あの山に灯る火を想う

リモート・オセアニアの伝統航海士たちが大海の中を行く時、その道しるべとなったものはいくつかありました。特定の海域の生物相(「あの辺りにはあの魚が沢山いる」「あの辺りにはあの鳥が沢山いる」)や波のうねりもそうですが、最も基本となるのはやはり天...
伝統的航海術

現代太平洋の遠洋航海

新着資料紹介です。 Richard Feinberg(eds), Seafaring in the contemporary Pacific islands : studies in continuity and change, North...
ハワイ/ホクレア

女神ペレの航海(と神々のアカ汲み)

図書館で『The Art of Hula』という本を借りてきました。  アラン・セイデン著、矢口祐人、山口かおり訳。アップフロントブックスという所が今年出した本です。お値段は3600円+消費税。  内容はフラの歴史と現在についての概説ですが...