fine art 現代アーティストに求められる文書作成能力(かなり高い) 北米で出ている現代アート公募の要項に「指定の形式を遵守していないものは審査対象にならない」と書かれているのを見かけた。こういう注意書きは欧米の好条件の公募では珍しくない(日本の公募は見ていないので知らない)。しかし、結構な分量がある応募要項... 2023.10.11 fine art
fine art 黒瀬陽平と藤城嘘に向けて発射されたHIMARSのようなオープンレターに「滝山コミューン」を思い出す 黒瀬陽平とカオスラのセクハラ疑惑については限りなくクロに近いように感じてはいるが、それを裁くのは法執行機関だけに許されたことであるし、どんな悪業三昧の者たちであっても、展覧会を開催していけないという法も無いので、オープンレターに何百人も名前... 2023.09.17 fine art
fine art 北海道立近代美術館が発表した文書「揺さぶる絵展と田中武氏の作品《裏側(十六恥漢図シリーズ)》について」を巡るあれこれの記録と感想と 会期初日に公開されたこれ第1段落が文書の趣旨説明、第2段落が企画展のコンセプト解説、第3段落が企画展の構成解説、第4段落で田中武の作品を選んだ理由と、同作品が参照している先行作品群の紹介。第5段落が例の「現代人の欲望」が作品コンセプトの中で... 2023.09.17 fine art
fine art 田中武の十六恥漢図シリーズを仏画として解釈する試み 若手キュレーターのYuki Saiki(齋木優城)氏が田中武の当該シリーズを断罪しておられた。(追記:齋木優城さん、この後、Artstickerの社員キュレーターとして会田誠の「混浴図への道」を取り仕切ってますが、会田誠にはずいぶんとお優し... 2023.09.06 fine art日本について評論
fine art 北海道立近代美術館の特別展に出展される田中武の絵がミソジニーと叩かれた件のまとめ きっかけ北海道立近代美術館で9/15からスタートする表題の企画展これに出展される予定の田中武の絵をフェミニストで漫画家の瀧波ユカリが連ツイで批判。道立近代美術館の当該ツイートはのちに削除(北村紗衣も田中武の当該シリーズをミソジニーとツイート... 2023.09.04 fine art
エディ・アイカウ 『星の航海術をもとめて: ホクレア号の33日』新装版が出ました 昔の本なのであらためて内容紹介しますね。分野はポリネシア考古学、文化人類学、教育学です。著者のクセルク先生(故人)は軍勤務の後に天文学と教育学で修士を取って、ハワイ大学でずっと教えていた方。登場人物は二人。若いハワイ人男性ナイノア・トンプソ... 2023.08.22 エディ・アイカウホクレア&アリンガノ・マイス航海教育
書評・読書記録 小川公代「翔ぶ女たち 魔女たちのエンパワメント——『テンペスト』から『水星の魔女』まで」感想 トータルでの評価 ・水星の魔女論ではなく魔女とケア論として読むべき。水星の魔女の読み取りはかなり怪しい(後述)し、水星の魔女とはあまり関係ない現代文学についての議論の方が遥かに多い。 ・文芸批評は実証性や正確性、精密性より面白さが大事と割り... 2023.08.14 書評・読書記録
書評・読書記録 ガンダム・ルブリス(Lfrith)の意味を「平和の魔法の妖精Gandálfrith」(魔法 gand, 妖精 álfr, 平和 frith)ではないかと妄想。 ガンダムエアリアルの元々の(プロローグ時点での)名称「ルブリス(Lfrith)」の意味について考えている。今の主流の論調は北欧古語「ガンダルフGandálfr(魔法の杖の妖精。Gandが魔法の杖の意)」を変形してGandam Lfrithに... 2023.08.12 書評・読書記録