荒木汰久治さんのウェブログが更新されました。今回は1月12日から13日にかけてホクレアをカワイハエまで回航した航海に関する手記です。
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いかに苛酷な航海であったかが分かりますね。この時からアレヌイハハ海峡は天候が回復していないわけで、そりゃあナイノアさんたちも出航を延期するでしょう。
ところで私、この荒木さんの手記を拝読していてふと思ったんですが、高樹沙耶さん、パラオ・糸満なんて長距離レグで本当にホクレアに乗って大丈夫なんでしょうか。天候が良い時、半日とか1日、2日の航海に素人(航海カヌーのクルーとしての訓練を受けていない・あるいはヨットや帆走カヌーで経験を積んでいないという意味で)が乗せてもらうことは珍しく無いですけれども。私だったらパラオ・糸満なんて頼まれても断ります。逃げます。まあ、高樹さんは素潜りの達人ですから、ハードルの低さという点では私なんかと比較するのも失礼なんですけどね。
古代のポリネシアの人々はどうだったんでしょうかね。タヒチやマルケサス諸島からハワイに向かった航海カヌーの上には確実に女性も乗っていたでしょうが、やはり遠洋航海に出る前に訓練を積んでいたのかな。