昼飯を食い終わってジョン・マクラフリンのLPを聴きながら『地球温暖化の真実』という本を読んでいたら、O内から電話が入りました。
3巻の地図どうしましょうというご相談。
3巻の舞台はネーデルラント南部、いわゆるフランドル地方です。隊長たちはブレダという城市の攻囲軍に加わっており、ブレダ解囲を目指すマウリッツ・ファン・ナッサウ率いるオランダの大軍と死闘を繰り広げるというお話。
ならブレダ近郊の地図があれば、と思うのですが、どうもレベルテの旦那は架空の地名を使っているらしく、戦場が図示出来ないんですわね。
O内なんかは例によって「指輪物語」みたいな地図があればとか言うのですが、あれはちゃんと作者が設定作ってくれたから出来た地図であってね。主人公の故郷の設定さえ作っていなかった人が戦場の詳細な地図なんか作ってあるとは思えないのですよ。
じゃあ当時のフランドル地方の地図を出せばどうだろうかとも思うのですが、あの国・・・・地方って海岸線の場所とか形とかガンガン変化してそうじゃないですか。現在の地図をそのまま使えるものかどうか。リサーチするにしてもこのタイトなスケジュールだと、なかなか厳しいのではないか。
悩ましいところです。地図の希望そのものは多いみたいなのですがねえ。個人的には西ヨーロッパの地図をバシッと出して、ブレダ、アムステルダム、マドリ、トリノ、ジェノバ、ウィーン、ファルツ選帝公領あたりに印つけとくか、とか思っています。