終わったがね

 「アラトリステ」シリーズの間で、どうしてもこの本はやりたいということで作業を中断させてやっておりました本、昨日(とりあえず)翻訳完了しました。来週くらいからぼちぼち「アラトリステ」の作業に戻りたいと思います。

 とりあえず16世紀末から17世紀前半の戦争のやり方についての資料を漁っているのですが、頼りにしていたオスプレイ社の「Men at arms」シリーズ(戦場の様子を豊富なビジュアルで解説したミリタリーマニア御用達の本。邦訳あり)でもこの時期のヨーロッパは空白なんですなあ。同じスペインのチンピラ関係でも、アメリカ大陸で暴虐の限りを尽くしていたコンキスタドーレスについての資料はそれなりに出てくるんですが。

 当時の野戦の基本的な戦術や装備についてはある程度調べはついているのですけれども、攻城戦のやり方ってまた別ですからね。

 そういえばアラトリステと後のグアダルメディーナ伯爵が出会った戦場の名前も・・・・・調べてみたらアナトリア高原のど真ん中にしかそんな地名は無いでごわすよレベルテの旦那。でもガレーだかガレオンだか知らないけど軍船が出てきてるじゃないですか旦那。まさか空中戦艦じゃないでしょうね。飛行石とか出てくるんじゃないでしょうね。

 旦那。聞いているのか旦那。