エディ・ウッド・ゴー!! エディ・アイカウ物語

イメージ 1

 ええと、発売されました。ISBN4777905942。2100円。アマゾンのリンクはこちら。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777905942/hokuleaunof0e-22/

 翻訳者はジョージ・ナワという方。ハワイの海洋文化に詳しい方とは窺っておりますけれども、これが翻訳家としてのデビュー作のようですね。内野かなこさんじゃなかったな。ざっとググってみたところ、George Nawaという人物で日本語が出来そうなのはただ一人、ブラザー工業のエグゼクティヴとして世界各地を飛び回っていた方だけなのですが・・・・? ジョージ名和・・・・名和丈児とか。日本人の名前としても、決してあり得ないわけではないしなあ。

 とりあえず、中身を確認してみます。訳文はどんなものなのか。重厚なのか軽快なのか。文語調なのか口語調なのか。モデラートなのかプレストなのか。ドライなのかカンタービレなのか。楽しみです。

 そりゃあもちろん、私個人、私自身は、この本を日本語にするんなら自分が一番、自分の訳文が最高だったという自負はあります。ま、自分のリズムで文章を作れるんだから、しっくり来るに決まってるんですよ本人には。プロとして自分の腕前への自信もある。

 ですが、客観的に言うならば、日本語としてのリズムがきちんと存在する生きた文章になっており、致命的な誤訳があったり、誤訳の数が多すぎたりしないならば、あとは読み手の好み次第なんですね。誰が一番ということは決められない。そこだけは予め強調しておきます。

 ただし、訳文についての講評は以下の場合を除き、本ウェブログでは差し控えるつもりです。

1:私の作った訳文と同等かそれ以上の品質・・・つまり最高級の訳文であった場合。
2:まず絶対にあり得ないとは思いますが、他人にお薦めするには申し訳ないようなものだった場合。これまで散々、良い本だ良い本だと強調してきた手前もありますしね。