中学の自由研究はチタン3Dプリントだと?

今年の夏休みの「自由ナントカ」は、小5くらいのときに製作して、あまりにも強力過ぎて登場1週間で向陽台のベイブレードシーンを壊滅させたマブチ540モーター駆動の電動ランチャーの進化形を作るのだとか。今度は更に強力なチューンドモーター搭載らしい。

1号機だって「火の7日間」をもたらした巨神兵みたいな機械だったのだから、あれより強い奴を作っても誰も相手してくれないだろうと言ったら、「見せて驚かせるだけで十分だ」と。

それにしても既存の技術だけで同じコンセプトの進化形を作るのでは面白くないから

「どこか一箇所、自分で描いた3D-CADデータを使ったパーツを組み込め」

という条件で予算承認。

早速、ファブラボの機材をチェックして、3DプリントにするかCNCにするか、素材はどうするか、などなど、中学の宿題そっちのけで検討に入っていた。どうせならチタンで3Dプリントをしてみたいというから、チタンなんて高価な素材を作るに足るクオリティのものを設計してみせろと挑発。挑発は大事。GO BIG!

3d-cad

FUSION360で何か設計してるところ

宿題そっちのけというところが非常に良い。中学生にもなって何で今更漢字ドリルよ。時間の無駄だ。

他にやりたいことがあれば夏休みの宿題なんか出さなくて良いぞと提案しているのだが、さて。

2時間ほどでこんなものを完成させていて怖い