息子は昨日はcoderdojoを2軒ハシゴして、ひたすらマインクラフトのサーバをVPSで構築する作業に取り組んでいた。
前回はconohaのデフォルト設定を使ったが今回は自分なりにカスタマイズしたいそうで、admin権限はじめ様々な権限・機能を、プラグイン群を使って細かく設定したいそうな。
もはや何言ってるかわからんけど、Gitを使ってどうこうとか、conohaとsakuraのコードを比較してそれぞれの良いところを取り入れてとか、javaを使いまくるんだよとか。結局遊びなんだけど、集中力は凄いし、問題解決力も凄い。何か上手く動かないところが出ても父ちゃんを頼れないから、検索で突破する。
未踏ジュニアや各種のキッズプログラミングコンペみたいに一人で完結した作品を作って評価してもらうタイプの評価指標とは別の指標が実は必要なんじゃないかって、あれを見ていると思う。
どちらかというとミニ四駆のカスタマイズに似ている。ノーマルで動くものがまずあって、それをどう改造するか。
結局、コンペって出来上がったもので評価するしかないんだけど、ある種の子供は成果物の完成度にはほとんど興味を持っていない。それよりも「改造のプロセスをどれだけ自分自身が楽しめるか」「改造を通したコミュニケーションの質と量がどれだけ増加したか」。
ところが今、雨後の筍のように出現しているキッズプログラミング教室はどこも判で押したように、ロボティクスでの課題解決ワークショップをやっている。
あれは教育の設計はわりとやりやすい。
しかし、一通りやってしまうと、そこで終わってしまう。迷路突破とかロボットサッカーとか、どこまでも深めていけるものではない。で、あの次に用意されている場は高専ロボコン。レベルの格差がありすぎる。
では、ロボティクス系プログラミング教室にも未踏ジュニアにも興味がわかない子供はどこに行くのかというと、今のところ、discordというボイスチャットアプリらしい。ここはゲーマーの楽園で、今のところネットコミュニティが上手く回っていると聞く。
最終的にはgithubとかslackに行くんだろうが、その一つのルートとしてdiscordというのもアリなのかな。