江戸幕府の西洋船「咸臨丸」の時計が見つかったそうです。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news01.asp?kiji=3695
「咸臨丸」というと福沢諭吉の渡航が有名ですが、例えば小笠原を江戸幕府が領土化した時にも咸臨丸で小笠原まで行ったんですよ。江戸時代の日本の船はいわゆる「千石船」みたいな和船でしたが、これは政策的に外洋航行能力を低くする設計が為されていたので(帆形や舵の構造)、黒潮を遙か越えて小笠原まで行くのはなかなか面倒だったんでしょうねえ。
特に舵が問題で、巨大な舵を船尾に垂らしている為、ここに大きな波を受けて舵が破損して繰蛇不能となる事故が後を絶たなかったとか。
日本財団図書館(電子図書館) 海の総合学習テキスト
音吉さんもそんな感じの事故でアメリカまで流されちゃったんですかね。
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