太平洋芸術祭には日本からもあの踊りが(この後すぐ!)

 太平洋芸術祭Pacific Arts Festivalといえば、航海カヌー文化復興運動の一つの鍵ともなったイベントです。以前紹介したさいとうなんぺいさんの本も出ています。

 さて直近でこれが開かれたのが昨年7月、場所はパラオ。この時、日本からもあるグループが参加していたのでした。それはなにか?

 「南洋踊り」ってご存じですか? 戦前、日本の統治領域であったミクロネシア各地と小笠原諸島の間にはモノや人の交流が盛んにあったらしいのですが、この時にミクロネシアの踊りや歌が小笠原に入ってきて定着したものが「南洋踊り」です。

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それで、この↑リンク先の下の方を見てください。なんと太平洋芸術祭に南洋踊りが参加しているんです。

こちらにも紹介されています。
http://it-net.ddo.jp/Album/yoko-news/2004-10-9/

 もともと小笠原に最初に住んだのは北マリアナ諸島からカヌーで渡ってきたラッテ人だったようですし、歴史時代に入って最初の小笠原植民団の中核となったのはポリネシア人でしたから、さほど驚くには当たらないのでしょうが。

2008年の太平洋芸術祭が楽しみですね。ちゃんと温暖化ガス削減しておこう。島が沈まないように。

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