今日は教え子の内定祝いで銀座に行ってました。
久しぶりにゆっくり話すことが出来た学生もいました。色々と近況を聞いたなかで一番驚いたのは、内定先が決まって高校の友人達に報告したら、変な喜ばれ方をされることが多かったという話。この子の高校は大変有名な進学校でして、旧帝大や早慶の価値が大変に高く評価されているらしいのですね。だからこの子が立教に進学したというのは失敗だったと思われていたらしい。それが東大や早慶でも滅多に内定を貰えないような会社に決まったので、挽回出来て良かったねというわけです。
いやはや。おめでてえな。
たしかに立教大学、学びの場としてどうかと思うことも多々ありますが、それは旧帝大だろうが早慶だろうが同じ話。もちろん私は半端ではない鍛え方をしましたし、この子自身、成長への貪欲さは特に2年次以降は凄いものがありました。旧帝大や早慶というブランドを得て安穏としている若者ならあっという間に置き去りにされるでしょう。現にそうなっているわけです。
そして今日久しぶりに会ってみて、やはりこの子は凄いと思いました。有名企業の内定にあぐらをかくどころか、5年先、10年先、20年先を見て益々努力を重ねているのです。いつか私が「20年後の自分はどうなっているかを考えて学びなさい」と教えた通り。きっと社会人になっても、これまで以上の速度で前に進んでいくことでしょう。
この短冊は、彼女が帰り際に書いていたものです。4年後。彼女は一回りも二回りも大きな器に育っているはずです。私はどうか。今日ついに私は、この子は自分のライバルだと感じました。負けられない。4年後も彼女に「やはりこの人はヤバい」と思わせなければいけない。私も、もっともっと成長していかないと。