悔しくも準優勝に終わった「歴ロゲ」。
簡単に総括しておきます。
我々の基本戦略は
・常に幹線道路を使用し、裏道は使わない
・当日、風が強かった場合は風下側にあるCPから順に取っていく
・ナビゲーションは道路名と交差点名のみを使用する
というものでした。幹線を使うのは、信号の繋がりや道路構造から行って、ロードバイクが走るなら幹線道路が圧倒的に速いから。最初に風下に向かうのは、ウォーミングアップが完了しない状態で風上に向かうのは不利だから。ナビゲーションに使う情報を限定したのは、世界各地の様々な先住民のナビゲーション技法について勉強してみた結論として、彼らの基本は「余計な情報は使わない」ことだと理解したからです。
また、別に詳細地図を持参して、出発前に次のCPの周辺の詳細な状況を確認し、「寄せ」のナビゲーションをきちんと詰めておくということもやりました。
敗因は、
・公共交通機関の威力を舐めていた
妥協ゼロで勝ちに行っていたら、あと100点は上積み出来ていたと思います。ただ、それをやると自分たちの安全マージンも削ることになるので、まあ妥当な結果かなと。
・千切れた場合の行動について打ち合わせをしていなかった
重いバイク、太いタイヤ、劣る脚力の私が先行してナビをしている限りは、私が塾長を千切ることはあり得なかったのですが。優勝したロンリーコチャーリーさんやtomo2010さんは単独行動の強みを最大限に生かしておられたと思いますし、3位の鏑木男塾さんはチームプレイの強みを生かした分業でポイントを重ねた。我々だけが「千切れる」というロードバイク特有の現象へのフェイルセーフを追求しきれていなかったということです。一応、大きな交差点では信号で千切れるケースを想定して行動アルゴリズムを事前に組んでありましたし、それは充分に機能したのですが、今回千切れたのは信号の無い交差点で車や歩行者との絡みで私がスローダウンしている間のアクシデント。読みが浅かったです。
仮に、もう一度同じエリアで勝負をするとしたら、私の戦術は以下のようになります。
・最初に都心部のCPを回る
シグナルストップや路駐の影響を最小化するなら、朝のうちに都心部を回るべきでしょう。
・担ぐ
今回は歩道橋を使いませんでしたが、都心部のバカ設計の交差点はシクロクロスだと思って担いで歩道橋を越えた方が絶対速いです。
・最速スペックのバイクを投入
勝利が至上命令なら、次は我々もラバネロやKUOTAのフレームに10万円級のホイールを付けて行きますよ(笑)
GARMIN EDGEのようなGPSツールを投入するという手もありますね(ランの人はiPODのGPSツールを結構使っていたみたいです)。