今年はアメリカン・サモア（アメリカ領サモア）で開催される第10回太平洋芸術祭なんですが、このオフィシャルロゴ、格好いいですよね？ クラブクロウ・セイルを掲げて洋上を走る双胴の航海カヌー。後方には薄暮に輝く星々、前方には暁に飛ぶ水鳥たち。まさに航海カヌー文化そのものではありませんか。
こちらが大会公式ウェブサイト。
http://pacartsas.com/index.htm
太平洋芸術祭（Festival of Pacific Arts)というのはポリネシア、ミクロネシア、メラネシアという、いわゆるリモート・オセアニアの各地で持ち回り開催されている文化イベントです。1992年のラロトンガ大会ではホクレアやテ・アウレレ、タキトゥム、ワラップなど各地の航海カヌーが集結して、これが1995年の歴史的集団航海の呼び水になりました。その後も毎回のように航海カヌーが舳先を連ねるイベントとなっていて、前回パラオ大会では、ヤップ島からシミオン・ホクレアに林和代さんが乗って行ったというハプニングもありましたね。我が東京都は小笠原村からもダンスで参加したチームが居ました。
今年は7月20日から8月2日まで、アメリカン・サモアというちょっとなじみの無い所で開催されます。このウェブログの古くからの常連、水砂子さんが住んでおられる土地でもあります（最近、ご結婚されたそうです。おめでとうございます）。
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