頑張って夕食前にマジュロ入港記事を翻訳しました。
さて、おやっと思った箇所が一つ。アリンガノ・マイスのクルー紹介。原文ではこうなってますが「Mau Sesario Sewralur (Mau Piailug's son, 36) of Yap」、これは何なのでしょうか。セサリオ・スウェラルー氏に「マウ」という文字列が足されています。
以前に書きましたが、この方のお名前、セサリオというのが洗礼名でスウェラルーというのがサタワル語の名前。マウというのは? ご存じのようにセサリオ・スウェラルー氏のお父様の異名。文献上で見る限りこの由来には二つの説があります。一つは「勇敢な者」という説。もう一つは「海亀」という説。
まあどちらにせよ、今や「マウ」といえば歴史的な大航海者、「パパ・マウ」のことを指すわけですけれども。
その「マウ」という尊称がセサリオ・スウェラルー氏の名前にくっついたってのはどういうことですかね。これはあれなんでしょうか。二代目。二代目マウ。歌舞伎役者や落語家の名前みたいに、これからサタワルのパパ・マウの家系が代々「マウ」を名乗っていくとか。
気になりますねえ。ミスタイプという可能性ももちろんありますが・・・・