2006-07

日本の海

ビジュアルでわかる船と海運のはなし

今日は本の紹介です。たびたびこのウェブログにもコメントをいただいている拓海広志さんの著書です。 拓海広志『ビジュアルでわかる船と海運のはなし』成山堂書店、2006年 最近、やれガレオンだのスターボード・タックだのヒーブ・トゥだのと、船がらみ...
王様たちのはなし

「日の沈まない帝国」のバランスシート

さて。 カルロス1世がカスティリア語を話す後継者をとりあえずは残したというお話でしたね。彼が引退したのは1656年。きっかけとなったのは「アウグスブルクの宗教和議」だったと言われます。 「アウグスブルクの宗教和議」。 なんだそれ? 大学入試...
翻訳作業

終わったがね

「アラトリステ」シリーズの間で、どうしてもこの本はやりたいということで作業を中断させてやっておりました本、昨日(とりあえず)翻訳完了しました。来週くらいからぼちぼち「アラトリステ」の作業に戻りたいと思います。 とりあえず16世紀末から17世...
アラトリステ

安請け合い

お世話になっております。驚くべきことに、『アラトリステ』、amazon売り上げランキングでここ最近、ず~~~っと4ケタ台をキープしとります。ありがたいことです。たまに1000番台に入ってるもんね。 そこで安請け合い。前日の23時(前後)に『...
アオテアロア

テ・アウレレ・ニューズレター6月号

アオテアロアの航海カヌー「テ・アウレレ」関連のニューズレター6月号が届いていました。かなり前に。 内容ですが、6月は天気が悪かったので(真冬だし)、屋内で安全講習をしたとか、それくらいしか話題が無かったですね。
翻訳作業

いい加減なやつら

我らがカピタン・アラトリステ。フランドルで歩兵をやる前はナポリ駐留のスペイン海軍の軍船に乗っていたこともある、というのは有名な話です。翻訳者の間では。それで、何やらヴィーゴ・モーテンセン主演の映画の方では、船の上でカピタンが暴れているシーン...
その他ポリネシア

世界帆船画集

「カピタン・アラトリステ」シリーズの翻訳の為に最近わんさか帆船の資料を集めています。16-17世紀のスペイン海軍の装備を調べるというのが主目的なのですが、航海術史とか艦船発達史のような本を見ていると、やはりいまだにヨーロッパ中心で船の歴史が...
文化

ヴァイオリニストたちの湾岸ミッドナイト

昨日の記事では、マラテスタ師匠の出囃子に多分一番イメージ近いのは、ヨハンや伝ヴィターリのヴァイオリン独奏曲だという話になりました。 たしかにどちらも、おそらくはイニゴくんがアンヘリカの色香に迷って死ぬ目に逢い続けていた時代に、「シャコンヌ」...