その他ポリネシア 航海者ラタの伝説(1) トフア島という小さな島に夫婦が住んでいた。やがて妻は子供を身ごもった。身ごもった妻はウナギを食べたがったので、夫は毎日のようにウナギを捕まえてきて妻に食べさせた。ただ、タウマコ(諸島)の中で、一つだけ、夫が漁に行かない川があった。妻は夫に尋... 2006.03.21 その他ポリネシア
ミクロネシア おおきなかぬー 航海カヌー文化復興運動の震源地として名高い、ミクロネシア連邦のサタワル島。この島は、実は文化人類学、特に日本の文化人類学の世界では、チェチェメニ号とかホクレア号が名を挙げる遙か以前から知られた島でした。第二次世界大戦以前、1930年代にこの... 2006.03.20 ミクロネシア
アオテアロア マオリのカルチュラル・ツーリズム 知床先住民ツーリズム研究会の藤崎達也さんによる、アオテアロアのマオリの観光産業視察報告が更新されました。 こうやって書くと難しげですが、簡単に言えば、マオリ文化に触れる旅が産業としてどんな風に発展しているのかを見てきた旅行記です。もちろんカ... 2006.03.17 アオテアロア
ミクロネシア 航海カヌーの模型作り 「ユリ男のユリシー日記」さんの昨日の記事が、良い感じの画像を沢山載せておられたので紹介。 サタワルのおじさんが作る航海カヌーの模型と、ヤップにある実物の航海カヌーだそうです。 ユリ男さんによれば、今、サタワルでも航海カヌーを造っているんだと... 2006.03.16 ミクロネシア
その他ポリネシア KULA タウマコのカヴェイア酋長の話を読んでいて、クラの話を思い出したので、書きます。 クラというのは、パプア・ニューギニアとソロモン諸島の間くらいにある(といってもタウマコ島のあるサンタ・クルス諸島とは丁度反対方向なのですが)、トロブリアンド諸島... 2006.03.15 その他ポリネシア
ミクロネシア 命名「マイス」号 カワイハエで建造中のマウ老師のカヌーの名前が決まりました。Office for Hawaiian Affairsの機関紙によれば、新しい航海カヌーの名前は「マイスMaisu」号。 「マイス」とは、サタワルの言葉で「強風で落とされたパンの実」... 2006.03.14 ミクロネシア
その他ポリネシア 35年間の苦闘 この週末、ミミ・ジョージ博士から送ってもらった未公刊の論文の下書きや学会報告の原稿に目を通しました。日本の研究助成を引っ張る為の参考資料なんですけど。 ええと、単純に言って凄い資料です。早く公刊されるべきですねこれ。詳しくは書けませんが。伝... 2006.03.13 その他ポリネシア
ブログ概要 マウ先生のカヌー「マイス」号の建造資金を支援しよう! マウ先生のカヌー完成までには、まだまだお金も人手も足らないそうです。建造チームのリーダーでマカリイ号の船長のチャド・パイションさんは、航海カヌーに興味がある人なら誰の寄付でも歓迎するとおっしゃっています。「もしも貴方が、心からマウ先生の為の... 2006.03.11 ブログ概要