アート&デザイン 安藤雅信『どっちつかずのものつくり』(河出書房新社2018) 安藤雅信『どっちつかずのものつくり』(河出書房新社2018)読了。村上隆と安藤雅信の対談がとにかくヤバかった。生活工芸も古道具坂田も既に権威だろう、カウンターカルチャーじゃないだろうというシュートをしかける村上隆、いや茶陶の世界に対するカウ... 2022.01.07 アート&デザイン書評・読書記録
書評・読書記録 小川公代『ケアの倫理とエンパワメント』書評 小川公代『ケアの倫理とエンパワメント』読了。あまりケアの話には深入りしていないように思うが、クイア文学論としてはまあまあ面白い。アンデルセンが両性愛者だったかもしれないとか、「人魚姫」がその影響を受けていたかもしれないという話は初耳でした。... 2022.01.06 書評・読書記録
書評・読書記録 マリオ・バルガス・リョサ『ケルト人の夢』書評 マリオ・バルガス・リョサ『ケルト人の夢』読了。博士課程でお世話になった野谷文昭先生の翻訳。面白い面白くないとか、感動したしないというよりは、とにかく凄い本でした。アイルランド系イギリス人外交官のロジャー・ケイスメントの伝記小説で、彼がコンゴ... 2022.01.04 書評・読書記録
アート&デザイン 金原ひとみや村上春樹は小説投稿サイトからデビューしようとしても安物のAIに阻止されるだろうという話 ウェブ小説サイトは色々ありますが、Pixivと「小説家になろう」のR18部門を除くと、カクヨムやエブリスタなど多分どこも曖昧な基準で「これは修正しないとR18扱いだから消すぞ」というメールを作者に送りつけていて、結構な問題となっています。で... 2021.12.24 アート&デザインインターネット文化書評・読書記録物書きの仕事評論
小説 Tiktokの小説紹介は書評なのか書評ではないのか。そして現代のシェア文化に敗北したオールドスクールなチンピラ文化。 書評を生業とする豊崎由美という人が、Tiktokのショート動画による小説紹介で多くの小説の重版を実現させた「けんご」氏を念頭に置いたと思しき発言をツイートして炎上した件。炎上は最終的に豊崎由美氏が(紆余曲折あったとはいえ形の上では真面目に)... 2021.12.14 小説書評・読書記録物書きの仕事評論
育児 89回のcoderdojo 息子の調査書に書くというので、過去のテック系イベント参加歴を書き出してみたら、coderdojoだけで89回も参加していた。この大半に付き合っていたんだから、まあ自分としてもよくやったというか、楽しかったというか。逆に最近の高校見学は(自分... 2021.12.09 育児
評論 日本ファンタジーノベル大賞2021決定発表号を読んで倒れそうになった。 恩田陸の発言にびっくり小説新潮を確認。日本ファンタジーノベル大賞2021決定発表号。選評でいきなり恩田陸がファンタジーは手段であって目的ではないと言い切っていてずっこけた。ファンタジー小説好きがファンタジー小説を書き、読むのはファンタジーが... 2021.11.25 評論
インターネット文化 温泉むすめの焼け太り モノやコンテンツは、作れば売れるというものではなくて、商品づくりのイニシャルコストの60%くらいは立ち上がりの広報・広告・宣伝費で確保しておかないと、在庫の山が積まれたままだったり閑古鳥しか来なかったりする。プロモーション費用というのはかほ... 2021.11.21 インターネット文化