ウタエオドレ

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 実際のところ、まだ正式発表は無いわけですけれども、おそらくかなりの確率で、ホクレアは1年以内に日本にやって来ます。

 おわかりでしょうか。1年無いんですよ、ホクレアを迎えるまでに。

 日本側での話が動き出すのはまだ先になるでしょうが(水面下の動きはかなり活発化しているようですけれどもね)、そうですねえ、ホクレアが進水30周年記念式典をやるのが今年の10月ですけれども、たぶん正式発表もそのくらいとすると、沖縄あたりでは、たぶんそこから半年くらいで歓迎準備をせんとあかんでしょう。

 では、具体的に私たち市井の航海カヌーマニアは何をしたら良いのか。

 これからは、そういったことも少しずつ考えていきたいと思います。

 さて、とりあえず、これ見てください。ウイルスとか入れてないから大丈夫ですよ。496KBだからナローバンドでも何とか落とせるでしょう。

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 これは以前にどこかで拾った動画です。「ハア・ホクレアHa'a Hokule'a」。ホクレア号を讃えるチャントですね。ホクレア号が出航する時にはだいたいこれをやっているらしいです。どうですか。なかなか格好いいよね。

 そう、格好いいんですよ。それでですね。きっとホクレア号は立ち寄った港でこの「ハア・ホクレア」を披露してくれると思います。その時に、迎える側はいったいどんな芸で「ハア・ホクレア」に対抗すれば良いのか?

 例えば先日ワークショップを開かれたクーパーさんのオハナでは、きっとクーパーさんの為にフラを練習していって、それでクーパーさんを迎えることでしょう。それはそれで素晴らしいんです。例え日本に生まれたとしても、縁あってフラを学んでおられるわけですし、オハナの先生が航海カヌーで日本にやって来られるのですから、先生に教えていただいたフラでお迎えするのは当たり前のことです。

 ですけれども、そういった「フラでお迎えする」やり方は、縁あってフラを学んでいる方々だけに許されるやり方だと思うんですよ。少なくとも私はフラを学んでいないからね。付け焼き刃でフラを形だけ憶えて行ったって、ホクレアのクルーはあまり嬉しく無いと思います。それよりは、その土地の伝統芸能でお迎えする方が遙かに喜ばれるでしょうね。思い出してください。ハヴァイロア号がアラスカに向かった時、これを迎える先住民たちの若者は争って祖先の芸能を学びに行ったことを。

 きっと、その土地その土地の芸能の中には、遠来の客人を迎える為のものもあるでしょうし、航海の無事を祈る為のものもあると思います。神楽とか和太鼓とか獅子舞とか。そういったものを探して、みんなで学ぶ。それでホクレア号を迎える。

 これこそが、「ハア・ホクレア」の迫力に対抗する王道でしょう。そう思いませんか?

 まずは、仲間集めからですね。