DeNAショッピングなんて聞いたことも無いんですが、あの凄い経営者としてログミー周辺で有名な南場智子さんの会社のようです。
さてその勧誘メールの文面ね。挨拶文の後に、うちはスマホ特化型ECモールなんですというウリ文句が来て、以下の文言に繋がります。
>特徴の一例といたしましては、
1.大手PCモールの画像サイズがそのまま使える、スマートフォンでの商品ページ
2.画像数も最大10枚まで、1商品ごとに載せることが可能
3.スマートフォンに合わせたページフォーマットのため、業界最速クラスのページ表示速度
>また大手PCモールの画像をそのまま、DeNAショッピング・auショッピングモール利用可能なため、データ移行の手間も抑える事が出来ます。
なんですかねこれ?
優秀な人しかいないはずのDeNAなのに、全然出店する気にならないじゃないですか。おかしいな。何でなの南場さん?
私の考えでは、理由は以下のようになります。
営業を受ける側としては、最初に気になるのは「あんた信用出来る人?」ということです。大手の看板背負ってたって、こっちは以前に三井不動産に騙されて数百万円やられた経験があるんで、信用出来ません。
では、その信用をどうやって掴むのか?
ちゃんと相手のショップと商品を見て、真剣に「このショップを自社で出店してもらうとして、どうやったら儲けてもらえるのか」を考えてくるしか無いと思うのですよ。
じゃあこちらどうなのか? 名前名乗ってさえいないもんね。「DeNAショッピング新規出店担当でございます。」と来たもんだ。一斉配信メールじゃねえかよそれ。ここで即死ですよ。釣れるのはDeNAってだけで信用するパンプキンヘッドだけでしょう。そんなショップ釣って売上出るんですかね?
その後に続く文面も、既存ショップからツールでデータを転送してお手軽にショップアカウント作れますよダンナって話しかしとらへん。
違うでしょ。
うちで出店したら、この費用でこれくらいは売上が出ると思います。その根拠はこのデータです。実際にこういう売上のショップがうちに出店して、こういう実績出ています。中央値はこれくらいです。だから御社さまも・・・
というね。実証データに裏付けされた、コストとリターンの見積もり。それがなけりゃあやはりゴミ箱行きでしょ。ねえ南場さん。
弊社が南場さんの凄い会社と取引する日は遠そうです。というかもう勧誘メール要らないから。