アイヌの木版画家、結城幸司さんの個展が開催中です。場所は銀座。
結城さんは28日から最終日30日まではギャラリーにおられるらしいので、時間を取れたら久しぶりに会いに行こうかなと思ってます。また作品を買うのも良いな。
そうそう、結城幸司さんのツイッターに良い言葉があったので紹介します。
変わろうとしている人間とごまかしてる人間とは違う。負けるな変わろうと苦しんでる人間頑張れ。
さすがは変わり続けてきたオヤジ。ツボを突いた一言ですね。昨日の学生たちにも読ませてやりたいです、これ。
彼らはこれから自分を一旦バラバラに解体し、一人前の社会人として再構築していかなければいけない時期に来ています。これまでに学んだこと、経験したこと、好きになったことなどを「大学に入る」とか「自分で楽しむ」とか「単位を揃える」ではなく、「誰かを支える・誰かの役に立つ」という観点から組み直す。その過程は苦しいし、かっこ悪いこともあるし、絶望もしちゃうかもしれない。
でも、表面のコスメティックスを手直しして誤魔化そうとする人間と、基本構造から自分を変えられた人間では、強さが違います。苦しんで自分を変えてきた人間か、小器用さで誤魔化そうとしている人間かなんて、見る人が見れば一瞬で見分けられちゃうしね。
言うまでもありませんが、仕事をする上で本当に信頼出来るのは、自分を変えられた人間の方です。
