シミオン・ホクレアとムソウマルの航海レポート

 エリック・メッツガーからメールが来ました。

 シミオン・ホクレアとムソウマルの先日の航海(行方不明かと話題になったあれ)のフォトレポートを公開したそうです。ここ

 中央カロリン諸島への連絡船「カロリン・ヴォヤージャー」に2艘の航海カヌーが積み込まれるシーンから始まって、ラモトレック(出発地点がサタワルでもプルワットでもなくラモトレック、というのが渋い)で海に下ろされるシーンとか、航海中の船内とか、本当にミクロネシアの航海カヌーに乗ってグアムまで旅しているような気分になれますよ。マウ先生曰く「サタワルあたりの航海カヌーに較べると外洋航行の性能はイマイチ劣る」というヤップ本島デザイン・建造の老兵「ムソウマル」(拓海広志さんのアルバトロスクラブが資金提供してパラオまで石貨を造りに行った船)が、それでもちゃんとグアムまでやってきたっていうのがまた感慨深い。

 Wレバーにボスフリー6速11-23Tスプロケットの大昔のクロモリフレーム、もちろんコンパクトクランクなんか使えない50T-40Tクランクで風張林道上れたぞ、みたいな。

 そういえば秋休みにはうちのゼミ生たちがグアム行くんだよなあ(笑) 今度はシカウ師の「クエスト」でも見に行かせようかな。

※某所から連絡があり、今回航海に出たのは数年前にヤップ本島で新造された2代目ムソウマルだということが判りました。同じ名前付けるなよな! いや、良いんですけどね、それもまた。