ラピタ・ヴォヤージュ船団がいよいよアヌタに近づいてきました。
が、最新の航海日記は泣きが入ってます。悪天候と向かい風でちっとも船が前に進まないと。キールがあればタッキングで風上にもっと進めるんだけど、ポリネシア人はそんなもの使わずにここを東に行ったはずなんだよなあと。
http://www.multihullreview.co.uk/cms/?q=node/781
船の上と言わず中と言わず、ありとあらゆるものが水浸しになっているそうです。睡眠区画の中もネズミの巣みたいな臭いがするとか・・・・。
トラッキングマップを見ると、船団は昨日、サンタクルス島に着いたようですね。ここから北東に200キロほどでタウマコですが、船団はもちろんそちらには向かわず、南東に500キロ行って最初の目的地のティコピア、そこから北東に150キロ強で最終目的地のアヌタ到着です。
ところで船団のクルーは航海カヌーを届けた後、どうやって帰るつもりなんでしょうか・・・・?