Kama ku la meeting

 日曜のシンポジウムの前に、カメラマン役をお願いしていたTornosさんから伺っていたのですが、日曜日の17時からいずこかで故タイガー氏の宿願であった「カマ・ク・ラ」建造に向けた会合があったそうです。

 面白いのは、この話をマカさんから聞かされた内田さんが「え? そうなの?」と驚いていたという話。要するにハワイの方々が「よし、やるぞ」となって、じゃあミーティングだと話が進んだということですね。

具体的な会合の内容については、こちらのウェブログをお読み下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/raita_y/47714161.html
http://islandhopping.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_fa27.html

 まず小型の帆走ダブルカヌーを造るというのは現実的な話ですね。全長10メートル弱、幅2.5メートル弱というと、これは競技用のOC-6よりは短く、荒木さんの「海人丸」よりは長いですね。幅は「海人丸」のが広いですから、まああのクラスの帆走ダブルカヌーでしょう。

 実はハワイには遠洋航海には使えないけれども帆走訓練には使えるというダブルカヌーが結構あります。ホクレアの次に建造されたのも、小型の「エアラ」という帆走カヌーでした。この船のエピソードは昨日のバイバイヤン船長のお話にもありました。ホクレアの建造風景をビールを飲みながら眺めていた5人の男たちが、面白そうだから俺たちも一丁作ってみるかという話になって、それで本当に作ってしまったのだとか。

 こちらがマウイのラハイナにある「モオレレ」

Resources for Family Engagement from the Library of Congress | Library of Congress
We invite you and your family to participate in these activities, inspired by the collections, programs, and expertise o...

 これはカネフナモク・チャーター・スクールの小型帆走ダブルカヌーを紹介した記事。ルイさんがおっしゃっているのはこれのことでしょう。

http://blogs.yahoo.co.jp/hokulea2006/556859.html

 まあ小さいと言ったって、ミクロネシアの航海カヌーよりは全く大きいわけですよ。ミクロネシアでも最大級と言われているシミオン・ホクレアの全長が7メートルで、しかもこれはシングル・アウトリガー・カヌーですからね。クルーの練度次第ですけど、結構遠くまで行けちゃうかもしれませんよ。