エディ・アイカウ 図書館ファンタジー小説への疑問あるいは異議 小説のサブジャンルとして図書館ものというジャンルがある、という主張には同意していただけるかと思います。『図書館戦争』というのは未読ですが、『図書館の魔女』は途中までは読みました。外国の有名どころなら何と言っても『薔薇の名前』。中島敦にも『文... 2020.05.07 エディ・アイカウハワイ/ホクレアホクレア&アリンガノ・マイス航海伝統的航海術小説書評・読書記録評論
書評・読書記録 赤澤智『人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた』(祥伝社)書評 赤澤智『人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた』(祥伝社, 2020)を読了したので、書評です。ですが、最初に私と赤澤さんの関係を書いておかないとアンフェアなので、まずはそこをざっと説明しますね。赤澤さんは立教大学軽音楽部で4年か5... 2020.04.02 書評・読書記録評論
書評・読書記録 いい年したおじさんおばさんたちと日本のファンタジーと インタビュアーが下手だと話題になった「この世界の片隅に」の片淵監督のインタビューなんですが、私なりに要点をまとめると・日本のアニメは大人向きというよりは、アラサーやアラフォーにもなってなお、高校生の主人公に感情移入出来てしまうような人たちを... 2020.03.06 書評・読書記録評論
コミュニケーション 日本のSFの過剰なコンテキスト集積と、それによる参入障壁 日本のサイエンスフィクションのサークルを見ていると、数人の中高年男性のオピニオンリーダーがシーンを作っている日本のアート風写真の市場に似たものを感じるが、さてこの印象は正しいだろうか?ある国の特定の大衆文化のシーンの構造がどうなっているかは... 2020.03.04 コミュニケーション書評・読書記録
書評・読書記録 ファストファッションみたいな量産エンタメ小説は東映特撮に勝てない そういえばリュウソウジャーの最後の変身とラスボス戦って、リュウソウレッドが死にかけて地面に倒れている状態でやってたんすよ。戦隊もので最後の戦闘がレッド不在だったのは珍しいらしいです。初めてかもしれないと。でもちゃんとレッドの場所を開けて5人... 2020.03.03 書評・読書記録
書評・読書記録 小説の文体についての個人的な覚書。 自分の文体が褒められる時「地形や街の風景が完璧に想像出来る。一番好きな文体」ダメ出しされる時「学術書みたいな文体」21世紀に日本人作家が書いた小説をほとんど読んだことが無いのは事実である。たぶん真面目に読んだのは200冊くらい。あとは流し読... 2020.03.01 書評・読書記録
書評・読書記録 イギリス王家を離脱することになったハリー王子はどんな名字を名乗るのか イギリス王家を離脱することになったハリー王子はどんな名字を名乗るのかという解説記事が面白かった。彼は元々は「ハリー・ウェールズ」だった。これは彼の両親が「プリンス・オブ・ウェールズ」と「プリンセス・オブ・ウェールズ」だから。しかし現王家の名... 2020.02.28 書評・読書記録
書評・読書記録 恋愛の概念が無い世界で進行する大恋愛を小説にする挑戦 現在、エブリスタで毎日更新中の『西の天蓋』、最初はそういうつもりではなかったんですが、森きいこ先生のアドバイスで「恋愛」要素を導入して書き進めています。恋愛を書くこと自体は難しくないです。教え子たちからの生々しい恋愛相談、それどころか離婚の... 2020.02.20 書評・読書記録物書きの仕事