ミクロネシア

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グアムにだって航海カヌー文化復興運動はあるのだ

グアム島。私の父方の祖父母は生前、一度だけ海外旅行というものをして来ました。その目的地だったのがグアム島です。今じゃあ学生が1週間分のバイト代で気軽に遊びに行く島ですが、昔はそれなりに憧れの島だったんです。  さてさて。グアム島はミクロネシ...
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「南の島の情報箱」

今日はウェブログの紹介。なんとシミオン・ホクレア号でヤップからパラオまでの航海に参加したことがある、旅行ライターの林和代さんのウェブログです。マウ師の話もいろいろ。  ちなみにメーリングリストでは、ここには書かれていないようなディープかつ抱...
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タップとゴングの間を問うのも悪かないが

え~と、玉音放送60周年でございます。  言うところの「終戦記念日」ね。  メディアは朝からこれ一色。靖国にお参りされた閣僚に一生懸命面白いこと言わせようとしているテレビ記者なんか見ると、いまさらですが「メディアのマッチポンプって罪深いよな...
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『KAJI』

1994年にパラオからヤップ島まで航海カヌーで石貨を運ぶ実験が行われた時の模様を取り上げた雑誌記事です。多分この年の『KAJI』誌だと思いますが、正確な巻号は不明。  航海士を務めたのはマウ師で船の名前は「ムソウマル」。ただしヤップ島では、...
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航海者の魂

エリック・メッツガーさんが作ったラモトレック島のPwoの儀式のドキュメンタリー・フィルム「Spirits of the Voyage」を見終わりました。サタワル島の伝統航海士で、かのレッパン師の兄上であるジーザス・ウルピイ師(メッツガーさん...
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ギフトは回る

ブラッドさんのワークショップで聞いた、ちょっと良いお話。  既に何度かご紹介しましたけれども、昨年就役したハワイ最新鋭の航海カヌー「ホクアラカイ」号は、量産を前提とした金型を製作して、それを使ってFRPの船体を作った最初の航海カヌーでした。...
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同情するならカネをくれ

今日は、昨日のお話から繋げて、先住民ツーリズムが実際にどのようにして先住民の役に立ちうるのか、その一つの例を紹介します。  場所はラモトレック島。サタワル島やウォレアイ環礁と同じくカロリン諸島の島ですね。  ヤップ州の海図はこちら。  サタ...
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訃報

1986年にヤップ島から小笠原父島まで渡った航海カヌー「ペサウ」号の建造から航海までを取材し、名著『おじいさんのはじめての航海』として出版された大内青琥さんが、つい先日亡くなられたとのことです。  大内さんは、私の知る限りではリモート・オセ...