続報です。船団はコナ港ではなくコナ・コースト南部のケアラケクア湾に投錨しているとのこと。ここはかつてキャプテン・クックが上陸した場所の一つで、記念碑も立てられているスノーケリングの有名スポットです(ただしライフガードが居ないので初心者にはお勧め出来ないと言われました私)。
どっちのステアリング・スウィープが壊れたかについては、ポリネシア航海協会として敢えて公表しないという姿勢を取るそうです。船団は3艘で1つのチームであり、どの船がどうということを問題として欲しくないとのこと。それは一つの見識ですね。
投錨地がケアラケクア湾だったというのは意外でした。施設の整ったコナ港まで戻るかと思ったんですが、つまりこれは「戻る」ということではなくて「補修の為、安全な場所に投錨」するということなのでしょう。たまたまビッグアイランドが近かったからビッグアイランドに「寄った」だけで、例えばもっと航海の先の方で、プルワットの近くを航行中に同じアクシデントがあれば、じゃあプルワットに寄るかとか、ウェスト・ファユに寄るかとか・・・。また文面を見るとchangeではなくrepairなので、そこから判断する限りにおいては新しいステアリング・スウィープに交換するのではなく、補修で済ませるのではないかと。
※関係無いですが英語ウェブログでは出航の写真が5枚に増えています。