詳しくはRyuさんのウェブログを読んでいただきたいのですが、
http://ryuslogbook.livedoor.biz/archives/50315234.html
現在、北海道のアイヌのグループがアオテアロアを視察中でして、先日はRyuさんの通訳で、エイベル・タズマン国立公園で行われているマオリ式カヌーのエコ・ツアーを体験していったそうです。
このグループは「知床先住民族エコツーリズム研究会」ご一行さま。
http://www.shinra.or.jp/sipetru/
こちらのウェブログによれば、NPO SHINRAの藤崎達也さんや、北海道大学の小野有五さんも加わっているようです。
http://www.shinra.or.jp/archives/staff/2006/01/new_zealand.html
こちらが小野有五さんのウェブサイト。
http://wwwgeo.ees.hokudai.ac.jp/~ono/
他にも、アイヌ・アート・プロジェクトの方々が加わっている模様。
アイヌ・アート・プロジェクトのウェブサイトはこちら。
http://members.goo.ne.jp/home/jido0608
要するに、知床でアイヌのカヌーを復元して、それでエイベル・タズマン国立公園のマオリ式カヌーのエコ・ツアーみたいなものをやろう、ということなんだと推察します。この動きは前々から興味を持って見ていたのですが、これでまた一歩前進ということでしょうね。このグループはとにかく焦らずに、じっくり時を待つというスタイルを貫いているので、実際に知床にアイヌ式航海カヌーが姿を現すのは、まだまだ先の話だと思いますが。
なんてわくわくしながら、今朝の新聞を開いたら、そちらにも気になる記事が出ていました。沖縄の真久田正さんという方が、宜野湾で沖縄の伝統的な帆船を建造するプロジェクトを開始するんだそうです。この方は沖縄独立運動(日本国から沖縄を独立させる運動)にも関わっている方ですが、一方でヨット乗りでもあって、詩人でもある。サバニ帆走レースの運営にも関わったことがある。「第4回海洋文学大賞」では童話部門で大賞を受賞している。湘南の航海カヌー「カマ・ク・ラ」の例を思い出しても、なかなか先が長いプロジェクトになりそうですが。