ここ半年くらいはあまり注意して追ってこなかったのですが、アオテアロアにカヌーを中心にした新しい施設が建設されているようです。「クペ・ワカ・センター」というのがその名前。「クペ」はマオリの伝説で最初にアオテアロアを発見した酋長の名前です。ワカはもちろんカヌーのこと。
場所はアウレレという所らしいのですが、あまり有名な町ではないようで、はっきりした位置はわかりません。中心になっているのは、もちろんヘクター・バズビー。「ハワイアン・マラエ」という施設も建設されているそうで、今年の12月にホクレア号がアオテアロアを訪れて「ハワイアン・マラエ」を完成させる予定だったらしいのですが、ご存じのようにホクレア号は来年1月にはハワイからミクロネシアに向けて出航するわけで、だからこの話がまだ生きているのかどうかはわかりません。それともマカリイあたりが行くのかな。
今年はアオテアロアのヘクター・バズビーのグループが結構活発に活動していたようで、8月には戦闘カヌー「テ・イカ・ア・マウイTe ika a Maui」がサンフランシスコに上陸。それでマオリ・アートのエキシビジョンをやっているそうですね。
以上、Te Aurereの不定期ニュースレター4-5月号を中心に見てきましたが、中に少し気になる記述があって、4月に、やはりアウレレという所で、材木を2本、山から切り出して来たんだそうですよ。それでカヌーを作っているので、カヌー作りを手伝いたい奴はちょっと来いと。
材木を2本。というと、やはり・・・・・・あれですかね。
