テ・アウレレに続く、アオテアロアで4艘目の航海カヌー

 テ・アウレレ・ヴォヤージングのウェブサイトが徐々に復活してきております。今度復活したのはニュースのページ。

http://www.teaurere.co.nz/news.html

 以前にもその存在を予想していました、新しいワカ・ホウルア(航海カヌー)。やはり作っていました。場所はクペ・ワカ・センター建設予定地。既に2003年には船体の大まかな削り出しは済んでいるようですね。材はカウリの木で、政府の全面的な協力があったようです(首相が先頭に立っていたらしい)。ちなみにカウリの木というのは、アオテアロアを象徴するような木で、かつては山に入れば、航海カヌーに出来るような巨木がゴロゴロ生えていたようですが、例によって乱伐→保護という経緯を辿った歴史があります。

 さて、アオテアロアの航海カヌーというと、1987年にタヒチからアオテアロアまで航海した「ハヴァイキヌイ」、ご存じ「テ・アウレレ」、去年進水した「アオテアロア・ワン」と続きまして、これがおそらくは4艘目ということになりますね。ただし完成はさほど早くは無いようで、クペ・ワカ・センターがオープンしたら、そこで航海カヌー建造そのものを観光資源に使うようなことが書かれています。

 なんかもう、オープンしたら行くしか無い気がしてきましたよ、クペ・ワカ・センター。