昨日はトラベルライターの林和代さん、シーカヤックガイドのご存じRyuさん、それに私の3人で盛り上がって参りました。お二人とも確固としたフィールドをお持ちの方なので、私にとっては非常に勉強になる一日でしたよ。
Ryuさんは、エコツーリズムの先進地域と目されているエイベル・タズマン国立公園でもオーバーユースの問題やガイド専業で食えるガイドが少ないという問題を抱えていることを教えてもらいました。
林さんはシミオン・ホクレア号でヤップからパラウまで航海したという経験を持つ(そしてそれ以外のカヌー経験は持たないという)方で、マウ・ファミリーとも非常に親しい、言ってみれば家族ぐるみのおつきあいをしている方ですから、マウ・ファミリーの素顔を色々と教えてくれました。マウの後継者とされるセサリオさんが意外ないたずら好きだとか、他にもまあ抱腹絶倒の裏話を色々。私とRyuさん、
「それってただのチューボーじゃないですか。」
「うわあ、チューボーそのものだ・・・・。」
具体的にファミリーの中の誰の話かは伏せますけれども。
大まかに言えば、マウ・ファミリーは海の上ではすごい人たちだけれど、文明国の陸上では、色々な意味でチューボーなみだということですね。「ファントム無頼」の神田鉄雄二尉を思い出しましたよ私は(古すぎるか)。
それで、林さんには是非「おもろいマウ・ファミリー」というタイトルで本を書いてくれとお願いしてきました。それまではブログで我慢。