ハワイにはホクレアをはじめとする、1000km以上の遠洋航海が可能な航海カヌー群がありますが、実はそれ以外にも、ハワイ諸島近海でのみ活動している双胴の帆走カヌーがあります。先日ご紹介したチャーター・スクールの船もそうですが、古いものだと1981年にワイアナエの町が建造したエアラ、またそれより新しいものだとラハイナを母港とするモオレレという船があります。
どちらも船体はゼータクに木を使っています。
これは1995年の集団航海の画像。手前からモオレレ、ハヴァイロア、ホクレアと写っています。
Resources for Family Engagement from the Library of Congress | Library of Congress
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これらの船は、いずれも子供達の教育に活用されています。
http://www.geocities.com/thetropics/beach/6319/activities.html
http://starbulletin.com/96/04/29/features/story1.html
もちろんポリネシア航海協会は、これらのカヌーによる教育活動をサポートしています(
記事参照)。
いずれ、ハワイの主な町には「おらが町の航海カヌー」があるという時代になるのでしょう。彼らのアイデンティティがいかに航海カヌーと親和性が高いかという事でしょうね。