Sociological Design TRICKS事業のウェブページ群構築のグランドデザインについて考えています

今週はバッグ事業のウェブページ群をどう構築するかスケッチブックにアイデアを色々描いておりました。

この事業に必要なページと機能を整理すると、以下のようになると思います。

1) ファンネルページ群

 検索やシェアからやって来た人が最初に接触するページ群です。Twitter、Tumblr、加藤個人のブログ、STORESなど。

2) ストーリーテリングページ群

 ブランドや商品の情報を一本道のストーリーで確認できるウェブサイトです。ファンネルからこちらに誘導します。

3) ECページ

 実際の購買アクションをしていただくページです。3PL機能、決裁機能などが必要なのでSTORESを利用します。

4) カスタマーコミュニケーションページ群

 この事業では購買後のカスタマーコミュニケーションを極めて重視しています。ここではコミュニケーションをC2B(お客様から事業者)およびC2C(お客様とお客様)の二つの領域に分けて考えています。

 C2Cのコミュニケーションは購買直後に活発になると予想しています。何故ならば、agnateの位置づけはコモディティ商品ではなくプレミアムコモディティ商品なので(単なるショルダーバッグなら4分の1の値段で買える)、お客様は「自分の購買行動が正しかったこと」を、他のお客様の声を参考にしながら事後的に確認していくからです。

 現時点で、こうしたC2Cコミュニケーションの場はYahoo知恵袋や価格.comの掲示板、2ちゃんねるなどが主ですが、この事業では(零細過ぎて上記メジャーサイトでは場が成立しないという予想もあり)、こちらでそうした意見交換の場を作れればと思っています。

 一方、C2Bコミュニケーションは、初期不良などは購買行動直後のダイレクトメッセージングで行われますが、それを除けば、購買後数ヶ月が経過した後に、感想や「ここを改良して欲しい」といった意見として出てくると思います。

 世のほぼ全ての事業者はそうした声を「貴重なご意見をありがとうございます。今後の参考とさせていただきます。」という紋切り対応で終了させてしまいますが、この事業では

「では、このように改造してみましょうか? お客様がやりますか? 必要なら資材を送りますよ。」
「こちらで改造してみましょうか? 上手く行ったら次期生産分から仕様変更で取り入れます。」
「改造キットを作ってショップに載せたら売れますかね?」

など、ユーザーイノベーション機能を積極的に取り込んで、商品の機能向上+ロイヤルカスタマー創造を狙いたいと思っています。

 この機能は今のところ、Sociological Design TricksのFBページを使う予定です。

 こうして購買後もこの事業に興味を持ち続けてくれるお客様を増やし、そうしたお客様にファンネルの口となっていただくことで、来年にはそれなりの額の税金を納めたいと思っています。

※ここまで読んでいただいた方に相談。ストーリーテリングページ群はJimdoPro(月980円プラン)で作ろうと思ってますが、他にお薦めありますかね?